おもてなし

素敵なイギリス人老夫婦のお宅でおもてなしディナー

私がいまの家に引っ越してきたのが4年前。

同じサリー州内の引っ越し。

 

私はあまり未練という言葉は何事においてもありませんが、やはり親しかった大好きなご近所さんとの別れは辛かったことを今でも思い出します。

 

家の目の前のお家には70代のお子さんのいない老夫婦が住んでいました。

 

子供さんがいないので私たち夫婦を子供のように、そして私たちの子供には孫のように可愛がってくれました。

 

時々おじいさんはイギリス風のおじさんジョークで笑えない時もありましたが(笑)とにかく!毎日顔は合わせていました。

 

引っ越してから時々電話で話すことはありましたが、会うのは久しぶり。

 

ディナーにおいで!と誘っていただき、久しぶりに自分の前に住んでいた家の前のお宅に伺うことに!

 

イギリス人らしく!(笑)ガーデニングが大好きなお二人。

ちょっとした公園のようにいろいろな種類のお花が見られました。

こちらではアイリスと呼ばれるあやめ。

なんか洋風な名前になると別のお花にも見えなくない。(笑)

 

池もあって鯉も飼っています。

 

鳥もまるで自分のペットのようにして餌を与えてこの庭の木の上で寝泊まりする鳥もいるとか。

 

この子は久しぶりに来たよ。と嬉しそうに話してくれるご夫婦です。

とっても綺麗!

安心しているのか逃げていきません。(笑)

 

 

お庭には畑もありますが、キッチンに近い所でハーブや野菜の苗も育ててらっしゃいます。

 

家庭菜園の野菜やハーブ!これぞ幸せの極みですね。

 

まだここでしばらく育てているかわいい子たちも。(笑)

 

 

そうしているうちに、旦那様がドリンクタイムだよ〜〜と呼んでくれたので家の中にへ入りました。

 

これはイギリスの夏のドリンク!ピムスです。

きゅうりの輪切りが入ります。

最初飲んだ時にびっくり!

東京に住むイギリス人の友達の家でした。

紛れもなく!きゅうりです。

でも、こちらのきゅうりは太くて大味。

ウリっぽい。(苦笑)

 

もう本当に時間をかけて念密に時間配分、お料理を考えてくれたのでしょう。

完璧なまでのおもてなしです。

 

テーブルセッティングもシンプルですがとっても素敵です。

爽やかな色合いで好みです。

 

 

前菜はシーフードづくしプレート!

エビの酢漬け、エビのカクテル、スモークサーモンのカナッペです。

このお皿素敵でしょ!(笑)

3種類も出てくるなんて贅沢!

 

 

メインは豚のヒレに生ハムを巻いてローストしたものです。

 

先日新聞のレシピコーナーで見かけたので作ってみたそうです。

 

70代にしてこのチャレンジ精神!

頭が下がります。

 

そして付け合わせの温野菜も綺麗!

 

 

イギリス風に盛り付けるとこんな感じです!

イギリスの家庭料理は素朴で美味しい!

 

デザートも2種類!

ルーバーブフール。

ルーバーブは赤い茎の所を甘くにたりしてジャムやスイーツに使います。

この日はフールという生クリームを使うデザートと一緒に。

そしてプラムのコンポートとラズベリーを周りに飾ったポレンタケーキ。

ポレンタという粗挽きのトウモロコシの粉を使ったケーキです。

全部手作り!本当に感動でした。

どのお料理も愛情いっぱい。家庭の味!私がイギリス料理に興味を持ったきっかけもイギリス人のお友達の家で作ってくれたお料理がとても美味しかったから。

なんだか原点に帰る。そんな気持ちになりました。

 

そしてチーズを食べたり、コーヒーを飲んだりしてリラックス。

 

そのときにここの奥様が見せてくれたのは。。。

雛人形に見立てたこけし。

だるまとフクロウ。

 

どうしたの?と聞くと彼女が14歳のときに日本人のペンフレンドが日本にいたそうです。

 

お互いに手紙と時々プレゼントを送りあったそうです。

彼女の年齢から逆算すると50年以上も前のものなのでしょうか・・・

 

彼女はおもむろにその当時のペンフレンドの名前と住所をしっかり暗記で書いてしまった。

 

覚えているの?と聞くと、もちろん!

なんども書いたからね。ってウィンク。

 

名前は明子さん、横浜に住んでいた。

これだけでは探すことは無理ですが、でもこうして長い間贈り物を大切に持っている彼女の温かいお人柄を改めて感じて嬉しくなりました。

 

そして何より、私がこの日本のものとイギリスで出会えたことになんだかとっても運命を感じました。

 

素敵なお話で締めくくり、美味しい楽しい夜になりました。

 

できる限りペンフレンドのあきこさんを探してみよう。(笑)